ゲストハウスアシャック 閉館のお知らせ

古き良き時代、芦屋のステータスでもあった“芦屋プレイバッハ”が阪神淡路大震災により少し浜側の地にプレイバッハ改めゲストハウスアシャックとして生まれ変わり13年数ヶ月......

あの建築界の巨匠、安藤忠雄氏が個人のゲストハウスとして設計・建築された建物を皆様のゲストハウスとしてご利用頂いて参りました。
“アシャック”という名は“芦屋”を捩ったものです。
芦屋らしさを求め、文化の町芦屋らしくをモットーに営業を続けて参りましたが、一種低層地域での営業は...という事で たいへん残念ではございますが、本年12月末をもちまして終止符を打たなければならなくなりました。

ホテルやレストランとは一味違った サービス・おもてなしの空間として 加えて巨匠 安藤建築の成す業は、素晴らしく居心地の良い時間を多くの人々にプレゼントしてくれました。
ご近所の方々には リビングとして...ご来客時のダイニングとして...また、ご結納・ご法事等のお集まりにもご利用頂きました。 ケータリングのご用命も頂きました。
色々なお教室の展示会や発表会、特に設計・建築関係の方々の勉強会、その道を目指す学生の方々も日本各地から大勢見学に来て下さいました。
葉加瀬太郎氏をはじめ 多くの音楽家の方々のコンサートも開催して頂きました。

私共が 特に力を注いだのは 結婚式でした。
“祝言 シュウゲン”という 本来自宅にて執り行われてきた結婚の儀を“アシャックウェディング”と称し、新しい家庭を築く為の親からの卒業式とし、自分達を愛情一杯に守り育ててくれた両親への感謝の言葉 、伴侶をこの世に送り出してくださった相手のご両親への感謝の言葉を結婚式の中で 伝えていただく。
イベントではなく大切なセレモニーとしてのご提案を続けて参りました。
結婚式は、自分は一人ではなく大勢の人達に支えられて生きてきたのだ(お陰様)ということを一番感じて頂ける 最も大切な場面であり、大切な文化だと考えるのです。
今も毎年 結婚記念日には 増えた家族と共に、またご両家揃ってアニバーサリーをお祝いに来てくださる方々がたくさんいらっしゃいます.....

さてこのファイナルにあたり旧芦屋プレイバッハ時代から現在に至るまでご縁を頂いた方々と懐かしいお話ができれば…とまた未だご来館頂いた事が無い方々には 商業・公共施設ではない安藤建築の 素晴らしい空間を感じて頂けるラストチャンスとして、是非 ご来館頂きたく感謝を込めて 幾つかの企画・サービスをご用意させて頂きました。
残すところ数週間となりましたが、皆様のご来館を 一同、心よりお待ち申し上げております。

平成20年10月25日
代表 長沼 進次
長沼シト子

追伸…

アシャックでは 震災を機に始まったという事もあり、毎年 アシャック基金として被災地に少額ではございますがお贈りさせて頂いて参りました。また、ご婚礼をして頂く方々へのご提案の中にエコ箸基金(5膳ご購入して頂く事によりプーケットに1本の苗木が植樹されるというNGOの活動)への参加、ご協力を頂き、現在、プーケットに“アシャックの森”が大きく広がってきております。
アシャックとしては最後の年になりますこの基金にもご興味をお持ち頂けると幸いでございます。